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オンラインカジノの借金解決方法・返済のために借金をした方も要注意

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更新日:2026年05月11日 公開日:2026年05月11日

オンラインカジノの借金解決方法・返済のために借金をした方も要注意

近年、オンラインカジノ(オンカジ)によって借金を抱えてしまう方が急増しています。スマホひとつで手軽に利用できる反面、短期間で高額の負債を背負いかねません。しかも、オンラインカジノは、日本国内から接続して利用することは違法とされており、利用者自身も「賭博罪」で処罰される可能性があるため、利用することは非常に危険です。

借金を放置すると、闇バイトへの勧誘や犯罪への関与など、二次的なトラブルに発展するおそれもあります。「返済が苦しい」「どうにもならない」と感じている場合には、一刻も早く弁護士に相談し、債務整理を検討することが重要です。

本コラムでは、オンラインカジノの違法性や借金を放置するリスク、債務整理による解決方法について、ベリーベスト法律事務所 債務整理専門チームの弁護士が解説します。

1、オンラインカジノは違法! 利用者側も処罰対象になる

「オンラインカジノは海外にサーバーがあるから、日本では違法ではない」といったことを見聞きしたことがある方もいるかもしれません。しかし、この認識は誤りです。オンラインカジノを日本国内から接続して利用することは明確に違法であり、運営会社はもちろん、利用者も処罰の対象になります。

  1. (1)オンラインカジノの違法性

    日本では、刑法185条および186条により、賭博行為が禁止されています。
    これらの条文は、賭博の場所や方法を問わず、「金銭や財物を賭ける行為」自体を犯罪と定めています。

    そのため、たとえオンライン上で海外のサーバーを経由していたとしても、日本国内から接続して賭博を行えば、刑法上の賭博行為に該当します
    オンラインカジノを運営している企業が海外に拠点を置いている場合でも、利用者が日本国内にいる限り、日本の刑法が適用されるのです。

    つまり、「海外だから合法」「ネット上の遊びだからセーフ」といった主張は通用しません。

  2. (2)利用者にも刑罰が科される

    オンラインカジノに関与した利用者は、以下の刑罰の対象となります。

    • 賭博罪(刑法185条):50万円以下の罰金または科料
    • 常習賭博罪(刑法186条1項):3年以下の拘禁刑


    オンラインカジノを継続的に利用していると、警察がサーバーや決済情報を通じて利用履歴を特定し、摘発の対象となるリスクが高まります
    また、オンラインカジノは違法であるだけでなく、依存性が非常に高いことから、借金や詐欺被害、犯罪への関与といった二次的トラブルにもつながりかねません。

    軽い気持ちで始めることで、取り返しのつかない結果を招く可能性があることを理解しておきましょう。

2、オンラインカジノの借金を抱えたままだとまずい?

オンラインカジノで一時的に勝っても、最終的には「負けがかさみ、借金だけが残った」というケースは少なくありません。特に、クレジットカード払いやキャッシング、消費者金融からの借り入れを繰り返していると、短期間のうちに返済不能に陥りやすくなるでしょう。

以下では、オンラインカジノによる借金を放置するリスクと、その理由について説明します。

  1. (1)オンラインカジノでできた借金を放置するのは危険!

    オンラインカジノは、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも利用できるため、のめり込みやすく、依存性が非常に高い特徴があります
    「もう少し勝てば取り返せる」などと、借金を重ねてしまう方も少なくありません。

    その結果、生活費にまで手をつけてしまい、精神的にも経済的にも追い込まれてしまうケースが見られます。

    さらに、オンラインカジノの利用履歴や登録情報から、悪質業者に個人情報を流されてしまうリスクも高まるでしょう。
    登録したSNSやチャットを通じて「簡単に稼げる仕事がある」「高額報酬を保証する」などと持ちかけられ、闇バイトや詐欺行為への勧誘を受けることもあります。

    そのような仕事に手を出すと、気づかないうちに特殊詐欺や運び屋などの犯罪に関与し、逮捕されたり前科がついたりする可能性が非常に高くなります。
    借金だけでなく、犯罪に巻き込まれる危険性まであるため、オンラインカジノを利用し続けることは極めて危険です。

  2. (2)完済が難しくなる前に対処を

    「一時的な借り入れだから大丈夫」「次の給料で返せる」と思っていても、次のような状態に該当する方は、すでに危険信号が点灯しています。

    • 借金返済のために、別の金融機関やカードローンで借りている
    • 借り入れの総額を正確に把握できていない
    • 月々の返済額が増え、完済の見通しが立たない


    このような状況では、借金を自力で解決するのは難しく、放置すれば借金が雪だるま式に膨らむおそれがあります。さらに、返済が滞ると、債権者からの督促電話や通知が届き、精神的に追い込まれやすくなるでしょう。
    特に、オンラインカジノ自体が違法なので、借金について、家族や職場に隠したくなるかもしれません。

    しかし、誰にも相談できないままひとりで抱え込むと、状況は悪化する一方です。
    借金の返済に行き詰まったら、弁護士に相談して「債務整理」を検討することをおすすめします。詳しくは次章で紹介しましょう。

3、オンラインカジノで抱えた借金を解決する方法

オンラインカジノによってできた借金は、生活を立て直すための救済手続きである「債務整理」によって、解決できる可能性があります。以下では、「任意整理」「個人再生」「自己破産」について説明します。

  1. (1)任意整理|将来利息カットで毎月の返済負担を軽くできる

    任意整理とは、裁判所を通さずに、債権者(消費者金融やカード会社など)と直接交渉し、将来利息や遅延損害金を減額・免除してもらう手続きです。
    返済期間を3〜5年に延ばすなど、現実的に支払える範囲に調整してもらうことで、生活を立て直しながら返済を続けることができます。

    任意整理のメリットは、対象とする債権者を自由に選べる点です。たとえば、自動車ローンを対象から外すことで、自動車の引揚げを避けることができます。

    オンラインカジノで作った借金も、返済能力があり、再発防止の見込みがある場合には、任意整理が有効です

  2. (2)個人再生|借金を大幅に減額して分割返済できる

    個人再生は、裁判所を通じて借金の一部を減額し、残りを3〜5年かけて返済していく法的手続きです。無担保の借金総額が5000万円以下で、安定した収入がある方が使えます。

    個人再生のメリットは、借金が大幅に減額される点や、「住宅ローン特則」の利用により自宅を手放さずに手続きできる場合もある点です。

    なお、個人再生は、後述する自己破産と異なり、免責不許可事由(免責が認められない理由)が問われないので、オンラインカジノによる借金であっても、手続き可能です

  3. (3)自己破産|支払い義務を免除して人生の再スタートができる

    自己破産は、裁判所を通じて借金の返済義務を原則としてすべて免責してもらう手続きです。収入や資産がほとんどなく、返済の見込みが立たない場合に選択されます。

    ただし、オンラインカジノによる借金は、浪費・賭博による借金として免責不許可事由に該当し、免責が認められないおそれがあります。
    一方、実際には次のような事情が認められれば、裁量免責(裁判所の判断で免責を認める制度)が適用され、免責が受けられる可能性があります

    • ギャンブル依存からの更生に向けて努力している
    • 今後同じ過ちを繰り返さない誓約がある
    • 家族や支援機関の協力を得ながら生活を立て直している


    自己破産が認められてすべての債務が免責されれば、人生をやり直す大きなチャンスとなるでしょう。

4、オンラインカジノの借金でお悩みなら、弁護士に相談を

オンラインカジノで借金を抱えてしまった場合、自力での解決は非常に困難です。返済できないからと言って、借金を放置しても、支払う利息が増える一方です。

そのようなときは、弁護士への相談が、もっとも確実で安全な選択肢です。
以下では、弁護士に依頼することで得られる主なメリットを紹介します。

  1. (1)取り立てを止められる

    弁護士に依頼すると、最初に「受任通知」を債権者へ送付します。
    この通知が届いた瞬間から、債権者による電話・メール・督促行為が法律で禁止されるため、債権者からの取り立てを止めることができます

    これにより、督促の電話やSMSにおびえる日々から解放され、精神的なプレッシャーが大幅に軽減されます。また、今後の返済交渉はすべて弁護士が代理して行うため、債権者と直接やり取りする必要もありません。
    弁護士に債務整理を依頼することは、安心して生活を立て直すための第一歩となります。

  2. (2)適切な手続きの提案を受けられる

    先述のとおり、債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」など複数の方法があり、状況に応じて最適な手続きは異なります。

    弁護士は、収入・資産・借金額・生活状況をもとに、どの方法が適切か、判断可能です
    また、自己破産を目指すことになった場合、弁護士のアドバイスのもと、依存症治療や生活改善への意欲を示すことで、免責が認められる可能性が高まります。

  3. (3)無理のない支払い計画を立てられる

    弁護士に相談することで、収入や生活費に基づいた、現実的で無理のない返済計画を立てることができます

    自分ひとりで返済計画を立てると、「とりあえず最低返済額だけ払う」といった、一時しのぎの計画になりがちです。しかし、弁護士が関与すれば、生活再建を見据えた長期的なプランを設計できます。

  4. (4)ベリーベスト法律事務所に相談するメリット

    債務整理を検討するなら、ベリーベスト法律事務所への相談がおすすめです。
    当事務所では、借金問題の相談を何度でも無料で受け付けており、手続きの流れや費用などを納得いくまで確認できます

    また、全国各地にオフィスがあるため、地方在住の方でも、気軽に弁護士のアドバイスを受けることが可能です。
    さらに、債務整理の経験豊富な弁護士が多数在籍しており、オンラインカジノなどギャンブルによる借金についてもご相談を受けることができます。

    借金を抱えて不安な方は、ひとりで悩まず、ベリーベスト法律事務所までご相談ください。

5、まとめ

オンラインカジノを日本国内から接続して利用することは明確に違法であり、利用者自身が処罰されるおそれがあります。
また、ギャンブルで借金を作ったまま放置すると、利息が膨らむだけでなく、闇バイトなどの犯罪に巻き込まれるリスクもあります。

もし「返済が苦しい」「どうにもならない」と感じているなら、早めに弁護士へ相談することが最善の選択です。弁護士を通じて適切な債務整理を行うことにより、生活を立て直すことができます。
オンラインカジノの借金でお困りの方は、相談は何度でも無料で、全国にオフィスがあるベリーベスト法律事務所まで、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者
菅谷良平

債務整理部マネージャー弁護士として、債務整理・借金問題及びその周辺分野に精通しています。これまで、お客さまの生活再建に向けて、数多くの案件に対応してまいりました。債務整理のご相談は、何度でも無料です。任意整理、自己破産、個人再生など、借金問題についてお悩みの方は、ぜひお気軽に ご相談ください。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています
オフィス
[実績]
・債務整理の相談件数 13万1237件
  ※集計期間:2010年12⽉〜2024年12⽉末
・過払い金請求 回収実績件数 90253件
・過払い金請求 回収実績金額 1067億円以上
  ※集計期間:2011年2⽉〜2022年12⽉末
[拠点・弁護士数]
全国75拠点、約440名の弁護士が在籍
※2026年4月現在
[設立]
2010年(平成22年)12月16日

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