債務整理 弁護士コラム

ギャンブル依存症を克服する方法7つと治すのにかかる期間と費用

2020年03月12日
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ギャンブル依存症を克服する方法7つと治すのにかかる期間と費用

「気づいたらパチンコ屋に足を運んでいる」「使っちゃいけないお金も競馬で使ってしまった」頭では「悪い」と分かっているのだけれど、気づいたら歯止めが利かなくなりギャンブルをする毎日を過ごしていませんか?
できることなら1日でも早くギャンブルから足を洗って、おいしい物や趣味、大切な人や将来の自分への投資など有意義にお金を使いたいものです。

結論からいうと、ギャンブル依存症は病気だと自覚しないと克服できません。
ギャンブル依存症は否認の病気と呼ばれていて、認めることが克服する第一歩だからです。
そこで今回は、

ギャンブル依存症の特徴
ギャンブル依存症を克服する方法
ギャンブル依存症を治すための期間や費用

などについて解説していきます。
ギャンブル依存症を本気で治したい人のご参考になれば幸いです。

1、ギャンブル依存症の特徴と原因

ギャンブル依存症になってしまった原因やどんな人が該当するか特徴を解説していきます。

  1. (1)特徴

    ギャンブル依存症の方には、以下のような特徴があります。
    当てはまる項目が多いほど、ギャンブル依存症の可能性が疑われます。

    • ギャンブルのことを常に考えている
    • 使ってはいけないお金にも手を出している
    • ハラハラドキドキ感を味わうためにレートアップする
    • 負けてもギャンブルで取り返そうとする
    • ギャンブルをしないと落ち着きがなくなりイライラする
    • お金をギャンブルの種としてみている
    • 給料が出たらすぐにギャンブルをする
    • ギャンブルするために借金をする
    • 休みの日は大抵ギャンブルをしている
    • ギャンブルを優先させて友人や恋人の約束を破ったことがある
    • 財布にあるお金はなくなるまで使う
    • ギャンブルをやめようと思ったけれど我慢できない
  2. (2)原因

    ギャンブル依存症になってしまう人は、以下のような原因が考えられます。

    • 大当たりの時の快感が忘れられない
    • お金がないから増やしたい
    • 日常のストレスを発散させたい
    • 現実から目を背けたい
    • ギャンブル以外のことを楽しいと思えない


    「ギャンブルをすれば快感が得られる」「ギャンブルをしている間だけは、嫌なことが忘れられる」といった状況にはまってしまい、抜け出せなくなってしまいます。

2、ギャンブル依存症とギャンブル好きの違い

ギャンブル依存症とはどういう状態でしょうか。
単なるギャンブル好きとの違いはご存じですか?
大きな違いは「ギャンブルのために借金をするか」です。

  1. (1)ギャンブル好きとは

    ギャンブル好きの中でも、前述した特徴に当てはまる方もいらっしゃると思います。
    ですが、一般的に単なるギャンブル好きは、借金をしてまでギャンブルをすることは考えません。

    自分の小遣いの範囲で、家族に迷惑をかけず、仕事や生活に支障のない範囲でギャンブルを楽しんでいる人はギャンブル好きと言えるでしょう。

  2. (2)ギャンブル依存症とは

    これに対し、ギャンブル依存症は「ギャンブルのために借金をする」のです。

    単なるギャンブル好きは借金をしてまでギャンブルをしませんが、ギャンブル依存症の方は、ギャンブルを生活の中のひとつとして捉えており、借金をしてでもギャンブルをすることが止められないのです。まさに、正常さを失っている状態といえるでしょう。
    そして、ついにはギャンブルで抱えた借金が膨れ上がり、仕事や家庭に支障をきたしてしまいます。

    このような状況の方は、一刻も早く借金問題を解決するとともに、ギャンブル依存症からの脱却を目指す必要があります。

3、ギャンブル依存症を克服する方法7つ

  1. (1)病気だと認識して病院へ入院する

    ギャンブル依存症を克服したいなら、病院で入院治療を受けましょう。

    入院治療することでギャンブル断ちができるため生活改善にはうってつけです。

    入院治療の内容は「他のギャンブル依存症の方との集団生活・学習意欲を上げるプログラム・運動」などを行い、賭博をしないための心構えを作り上げることを目的としています。

    日常生活から改善したいのなら、病院で入院治療を受けるのがオススメです。

  2. (2)GA(ギャンブラーズアノニマス)に通う

    ギャンブルをやめたいならGAに通うのもいいかもしれません。
    GAは、ギャンブル依存症を抱える人々を手助けをしてくれる団体です。同じギャンブル依存症の方の悩みを聞けたり話したりもできます。

    自分の悩みを赤裸々に語る or 他の方の経験を聞くことが精神療法になりギャンブル依存症を克服できるでしょう。なおGAへは、誰でも無料で参加できます。

    >GAのWEBサイトはこちら

  3. (3)他に打ち込めることを探す

    ギャンブル依存症は、他に熱を注げる何かを見つければ克服できます。

    ギャンブルする時間を別に何かであてがえるからです。

    たとえば、仕事関係に役立つ資格を取るための勉強だったり、近くのテニススクールに通ったりと今やりたい興味のあることを行いましょう。

    打ち込むものを見つければ、ギャンブルする暇がなくなるため自然にギャンブル依存症を克服できます。

  4. (4)最低限の現金しか持ち歩かない

    財布にお金を入れないのもギャンブル依存症を克服するのに効き目のある方法といえます。

    ギャンブルをするためにお金は必要不可欠だからです。
    少ない金額だとギャンブルはできないため、最低限の金額しか持ち歩かないようにしましょう。

    また外出する時は自宅にカードを置いてくることも忘れないようにしてください。

  5. (5)ギャンブル関係の友人や知人の交友を断つ

    よく友人や知人とギャンブルをするなら交友を絶ちましょう。
    ギャンブルに誘われたら断れない可能性が高いからです。
    誘われる度にギャンブルをしていたら、いつまでたっても依存症は改善されません。

    ギャンブル依存症を克服したいなら、遊ぶ友人や知人はパチンコ屋や競馬をしない人にしましょう。

  6. (6)欲しい物リストを作成する

    車や高級時計など欲しい物をリストアップしましょう。
    欲しい欲が強いほど、お金をためるためギャンブルをしにくくなります。

    頭ではギャンブルをしたら最終的にマイナスになることが分かっていますから。
    ギャンブル依存症を克服したいなら欲しい物リストを作ってみましょう。

  7. (7)月の支出を明確にする

    自分が毎月いくらのお金をギャンブルで使っているのかを把握すれば、ギャンブル依存症は克服できるかもしれません。

    収入のほとんどをギャンブルにお金を使っているのが分かればパチンコ屋や競馬をするのがばからしくなるからです。

    ギャンブルに月にいくら使っているか分からないなら一度支出を確認してみてください。

4、ギャンブル依存症の完治にかかる期間と費用

ギャンブル依存症を治すためには、どのくらいの期間と費用が必要なのかを解説していきます。

  1. (1)ギャンブル依存症を治すには約3年かかる

    個人差がありますが、ギャンブル依存症の回復安定期に入るには約3年の月日が必要だといわれています。

    ギャンブル依存症は怪我とかの外傷ではなく精神的な病気だからです。
    治ったと自分で思っても簡単にはギャンブル欲は断ち切れません。

  2. (2)ギャンブル依存症を治すための費用目安は約50万円程度

    上述しましたが、ギャンブル依存症には約3年かかり、費用は50万円ほどかかります。

    病院の精神科などで診察した際には1回約2000円程度。
    カウンセリングの場合は、1回5000円(30分)程度のお金がかかるからです。

    診察とカウンセリングのどちらかを毎週行ったと仮定すれば、1か月に1万4000円かかるため3年間で約50万円程度の費用になります。

    なお、入院治療をするなら別途で40〜50万円ほどかかります。
    ※3か月プログラムの場合

5、ギャンブル依存症を克服できても注意すべきこと

ギャンブル依存症は100%治るわけではありませんので、以下のことに注意してください。

  • ギャンブル関係のお店に近づかない
  • ギャンブルの誘いは断る


ふとしたことをキッカケにギャンブル依存症は再発します。
再発を防ぐためにはギャンブル関係のすべてのものから遠ざかるように生活をしましょう。

6、ギャンブルでできた借金を減らすための3つの対策

ギャンブル依存症の時に借金を作ってしまったのなら、減らすために何か対策をしましょう。

  1. (1)支出を減らす

    収入はすぐに増やすのは難しいため、月の支出を減らしましょう。
    たとえば、すぐに始められる節約法は以下のような節約です。

    • コンビニではなくスーパーで物を購入する
    • 飲み物は水筒を持参する
    • 洋服はセールやオークションを活用する


    このように、小さなことの積み重ねでも節約はできます。
    日々の生活の中で余計な物はできるだけ買わないようにして、支出を抑えましょう。

  2. (2)収入を増やす

    借金を返済するためには、収入を増やすことも有効な手段です。
    収入が増えた分、借金の返済額を多くすることができます。

    たとえば、働く時間を増やせば収入が増える上にギャンブルをする暇がなくなります。
    もちろん、残業のしすぎはよくありません。心身を壊さない範囲で働いてください。
    また、資格を取得するなどして、より収入が良い会社へ転職するというのもひとつの方法でしょう。

    ですが、収入を増やしたいからといって、安易に株やFXなどの資産運用に手を出してはいけません。知識がない人が株やFXに手を出すと、逆に借金を抱えてしまうことになりかねません。

  3. (3)債務整理をする

    ギャンブルで莫大な借金を作ってしまったのなら債務整理(※)を行いましょう。
    大きい金額の借金だと、自分で返済するのは難しいからです。

    借金の金額が大きくなるほど、利息は高額になり返済に時間はかかります。
    3〜5年ですべての借金を返済できないのなら、債務整理を検討してみるのがいいかもしれません。

    (※)債務整理……借金の利息のカットや毎月の返済額を減額して返済を楽にする手段

7、まとめ

ギャンブル依存症を治すためには、病気だという自覚をもつことから始まります。
すぐに治せる病気ではありませんが、継続的な治療をすればギャンブルのない生活を送れるようになるでしょう。

もしギャンブル依存症の時に莫大な借金を作ってしまったのなら、債務整理をして生活改善することをおすすめします。

ギャンブルで借金を作ってしまった方、借金で生活が苦しい方は、お早めにベリーベスト法律事務所へご相談ください。
あなたが安心して生活ができるよう、弁護士がお手伝いいたします。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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