Q: 任意整理とは何ですか？

任意整理とは、 借金やクレジットカード利用料金などの返済・支払いが難しい場合に、債権者（貸金業者・信販会社・債権回収会社等）と交渉して負担を軽減してもらう手続き です。 具体的には、 お金を借りている債権者一社一社ひとつずつ交渉し、利息・遅延損害金をカットして債務の総額を減らしたり、返済スケジュールを見直したりします 。 任意整理以外の債務整理の方法としては、他にも「個人再生」や「自己破産」といった手続きがありますが、任意整理はそれと比べて、 簡単に・早く・柔軟に債務負担の軽減を実現できる可能性がある点が大きな特徴 です。 【参考】 ・ 任意整理とは ・ 債務整理の種類と特徴を解説

Q: 任意整理のデメリットは何ですか？

任意整理のデメリットは、 個人信用情報機関のデータベースに、事故情報（異動情報）が登録されてしまう点 です。いわゆる「ブラックリスト入り」と呼ばれています。 ブラックリスト入りすると、 新たに借金をしたり、クレジットカードを利用したりすることができなくなります 。 また、他の債務整理手続きに比べると 借金の減額効果が小さいこと、債権者ごとに個別の交渉が必要となること なども、任意整理のデメリットと言えます。

Q: 任意整理にはどのくらいの費用がかかりますか？

任意整理の場合、手続きが比較的シンプルであり、かつ裁判所に納付するお金も必要ないため、 他の債務整理手続きよりは費用を低額に抑えられる傾向にあります 。 弁護士を代理人として任意整理を行う場合には、弁護士費用が必要ですが、依頼先により費用は異なります。 ベリーベスト法律事務所は 相談無料 。任意整理に必要な費用については、 任意整理にかかる費用 をご確認ください。

Q: 任意整理の手続きの流れは、どのように進みますか？

まず、弁護士が債権者（貸金業者等のこと）に対して 「受任通知」を発送 します。 受任通知を受け取った債権者は、原則として 債務者に対する直接の取り立てを禁止されます 。 その後、 弁護士が債権者との間で連絡を取り合い、任意整理の内容について交渉 を行います。 交渉の場で弁護士は、債務者側の経済状況などを説明しつつ、具体的な返済計画を示して、任意整理に応じるよう債権者の説得を試みます。 債権者との間で任意整理の和解が成立すれば、その内容を書面にまとめて、債権者・債務者がそれぞれ調印を行い、任意整理は完了 です。 和解成立後は、合意した内容のとおりに、減額後の債務を返済していきます。 【参考】 ・ 取り立てを止めるまでの流れ ・ 任意整理の流れ

Q: 任意整理をすると、信用情報に影響はありますか？

影響があります。 任意整理をすると、 信用情報機関に事故情報として登録されてしまうケースが多い です。新たな借り入れができなくなるなどのデメリットが生じ、俗にいう 「ブラックリスト」に載せられた状態 となります。 【参考コラム】 債務整理でブラックリストに載るとどうなる？ いつまで続く？

Q: 3社から借り入れをしていて、2社分だけを任意整理したいのですが可能ですか？

可能です 。 任意整理は、個人再生や自己破産と違い、 どの借金を整理するかを債務者（お金を借りている側）が選ぶことができます 。 そのため、 任意整理によって保証人に返済連絡が届いてしまう借金は任意整理の対象外とすることや、借金の一部だけを任意整理するといったことも可能 です。 どの借金を整理するか迷う場合には、弁護士にご相談いただければ最適な方法をご提案できます。

Q: 任意整理をすると、どのくらい借金が減りますか？

実際に減る借金の金額は、お客さまのケースによってさまざまです。 任意整理とは 利息や遅延損害金をカットしたり、返済スケジュールを調整したりする手続き です。 利息制限法を超える利率で借金をした場合は、払い過ぎた利息を元本の返済にあてることができます。 また、利息制限法で問題ない範囲の借金でも、将来にかかる利息をカットしてもらえることもあります。 借金がどのくらい減るかは、 利息制限法を超えた利率で借金していたかどうかや、債権者（貸金業者）が任意整理に同意してくれるか、またどの程度同意してくれるのか、にもよります ので、まずはご相談ください。ご相談は何度でも無料です。

Q: 貸金業者は任意整理に応じてくれますか？

ほとんどの業者が応じてくれます 。 任意整理は、裁判所を介さない、あくまでも「任意」の整理ですので、債務者からの任意整理に貸金業者が応じるかどうかは、その業者の自由です。 ただし、 全く借金が返ってこないのは困ると考え、任意整理に応じてくれるケースが多い です。 任意整理で どれだけ借金が減るかどうかも、その業者の考えや弁護士の交渉にかかっています 。 ベリーベストでは金融業者と徹底的に交渉しますので、まずは安心して ご相談ください 。

Q: クレジットカードローンは任意整理できますか？

クレジットカードのキャッシング機能を利用した場合の借金も、 任意整理で借金額が少なくなる可能性があります 。 弁護士にご依頼いただければ、カード会社に連絡を取って、任意整理の交渉を行います。 ただし、クレジットカードローンを任意整理した場合、 利用中のクレジットカードは解約され、同じカード会社では将来にわたってクレジットカードを作成できなくなる可能性が高い点にご注意ください 。 【参考コラム】 クレジットカードも債務整理できる？ その後にカードはどうなる？

Q: 住宅ローンは任意整理できますか？

住宅ローンは抵当権によって担保されているため、任意整理の対象とすることができません 。 もし債権者の金融機関に住宅ローンの任意整理を持ちかけると、債務者は「期限の利益」という権利を喪失して、残りの借金の一括返済を求められるうえに、抵当権を実行されて住宅を失ってしまう可能性があります。 住宅ローンの支払いが困難な場合には、任意整理ではなく、個人再生や自己破産を検討すべき です。 特に 個人再生は、住宅を処分せずに債務負担を軽減できる可能性がある ため、住宅ローンの支払いにお悩みの方にはメリットの大きな手続きと言えます。 【参考】 個人再生とは

Question 1

任意整理とは何ですか？

Accepted Answer

任意整理とは、借金やクレジットカード利用料金などの返済・支払いが難しい場合に、債権者（貸金業者・信販会社・債権回収会社等）と交渉して負担を軽減してもらう手続きです。

具体的には、お金を借りている債権者一社一社ひとつずつ交渉し、利息・遅延損害金をカットして債務の総額を減らしたり、返済スケジュールを見直したりします。

任意整理以外の債務整理の方法としては、他にも「個人再生」や「自己破産」といった手続きがありますが、任意整理はそれと比べて、簡単に・早く・柔軟に債務負担の軽減を実現できる可能性がある点が大きな特徴です。

【参考】
・任意整理とは
・債務整理の種類と特徴を解説

Question 2

任意整理のデメリットは何ですか？

Accepted Answer

任意整理のデメリットは、個人信用情報機関のデータベースに、事故情報（異動情報）が登録されてしまう点です。いわゆる「ブラックリスト入り」と呼ばれています。

ブラックリスト入りすると、新たに借金をしたり、クレジットカードを利用したりすることができなくなります。

また、他の債務整理手続きに比べると借金の減額効果が小さいこと、債権者ごとに個別の交渉が必要となることなども、任意整理のデメリットと言えます。

Question 3

任意整理にはどのくらいの費用がかかりますか？

Accepted Answer

任意整理の場合、手続きが比較的シンプルであり、かつ裁判所に納付するお金も必要ないため、他の債務整理手続きよりは費用を低額に抑えられる傾向にあります。

弁護士を代理人として任意整理を行う場合には、弁護士費用が必要ですが、依頼先により費用は異なります。

ベリーベスト法律事務所は相談無料。任意整理に必要な費用については、任意整理にかかる費用をご確認ください。

Question 4

任意整理の手続きの流れは、どのように進みますか？

Accepted Answer

まず、弁護士が債権者（貸金業者等のこと）に対して「受任通知」を発送します。
受任通知を受け取った債権者は、原則として債務者に対する直接の取り立てを禁止されます。

その後、弁護士が債権者との間で連絡を取り合い、任意整理の内容について交渉を行います。
交渉の場で弁護士は、債務者側の経済状況などを説明しつつ、具体的な返済計画を示して、任意整理に応じるよう債権者の説得を試みます。

債権者との間で任意整理の和解が成立すれば、その内容を書面にまとめて、債権者・債務者がそれぞれ調印を行い、任意整理は完了です。
和解成立後は、合意した内容のとおりに、減額後の債務を返済していきます。

【参考】
・取り立てを止めるまでの流れ
・任意整理の流れ

Question 5

任意整理をすると、信用情報に影響はありますか？

Accepted Answer

影響があります。

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報として登録されてしまうケースが多いです。新たな借り入れができなくなるなどのデメリットが生じ、俗にいう「ブラックリスト」に載せられた状態となります。

【参考コラム】
債務整理でブラックリストに載るとどうなる？いつまで続く？

Question 6

3社から借り入れをしていて、2社分だけを任意整理したいのですが可能ですか？

Accepted Answer

可能です。

任意整理は、個人再生や自己破産と違い、どの借金を整理するかを債務者（お金を借りている側）が選ぶことができます。
そのため、任意整理によって保証人に返済連絡が届いてしまう借金は任意整理の対象外とすることや、借金の一部だけを任意整理するといったことも可能です。

どの借金を整理するか迷う場合には、弁護士にご相談いただければ最適な方法をご提案できます。

Question 7

任意整理をすると、どのくらい借金が減りますか？

Accepted Answer

実際に減る借金の金額は、お客さまのケースによってさまざまです。

任意整理とは利息や遅延損害金をカットしたり、返済スケジュールを調整したりする手続きです。
利息制限法を超える利率で借金をした場合は、払い過ぎた利息を元本の返済にあてることができます。
また、利息制限法で問題ない範囲の借金でも、将来にかかる利息をカットしてもらえることもあります。

借金がどのくらい減るかは、利息制限法を超えた利率で借金していたかどうかや、債権者（貸金業者）が任意整理に同意してくれるか、またどの程度同意してくれるのか、にもよりますので、まずはご相談ください。ご相談は何度でも無料です。

Question 8

貸金業者は任意整理に応じてくれますか？

Accepted Answer

ほとんどの業者が応じてくれます。

任意整理は、裁判所を介さない、あくまでも「任意」の整理ですので、債務者からの任意整理に貸金業者が応じるかどうかは、その業者の自由です。
ただし、全く借金が返ってこないのは困ると考え、任意整理に応じてくれるケースが多いです。

任意整理でどれだけ借金が減るかどうかも、その業者の考えや弁護士の交渉にかかっています。
ベリーベストでは金融業者と徹底的に交渉しますので、まずは安心してご相談ください。

Question 9

クレジットカードローンは任意整理できますか？

Accepted Answer

クレジットカードのキャッシング機能を利用した場合の借金も、任意整理で借金額が少なくなる可能性があります。
弁護士にご依頼いただければ、カード会社に連絡を取って、任意整理の交渉を行います。

ただし、クレジットカードローンを任意整理した場合、利用中のクレジットカードは解約され、同じカード会社では将来にわたってクレジットカードを作成できなくなる可能性が高い点にご注意ください。

【参考コラム】
クレジットカードも債務整理できる？その後にカードはどうなる？

Question 10

住宅ローンは任意整理できますか？

Accepted Answer

住宅ローンは抵当権によって担保されているため、任意整理の対象とすることができません。
もし債権者の金融機関に住宅ローンの任意整理を持ちかけると、債務者は「期限の利益」という権利を喪失して、残りの借金の一括返済を求められるうえに、抵当権を実行されて住宅を失ってしまう可能性があります。

住宅ローンの支払いが困難な場合には、任意整理ではなく、個人再生や自己破産を検討すべきです。
特に個人再生は、住宅を処分せずに債務負担を軽減できる可能性があるため、住宅ローンの支払いにお悩みの方にはメリットの大きな手続きと言えます。

【参考】
個人再生とは

Question 11

車のローン（自動車ローン）は任意整理できますか？

Accepted Answer

車に「所有権留保」という担保権が設定されていなければ、自動車ローンを任意整理できる可能性があります。
銀行のマイカーローンなどでは、通常、所有権留保が設定されないため、任意整理の余地があります。

これに対して、車に所有権留保が設定されている場合は、自動車ローンを任意整理することはできません。相手が担保権を実行すれば、車が引き上げられてしまうからです。

車に所有権留保が設定されているかどうかは、自動車登録上の所有者を確認すればわかります。所有者がご自身であれば「所有権留保なし」、所有者が債権者やディーラーであれば「所有権留保あり」と判断できます。

【参考】
任意整理すると車ローンはどうなる？車を手元に残す方法も解説

Question 12

任意整理が失敗する場合はありますか？

Accepted Answer

住宅ローンや所有権留保付きの自動車ローンなど、担保権が設定されている債務の場合は、任意整理を行うことができません。
また、債権者の同意が得られない場合にも、任意整理は失敗となります。

債権者が任意整理を拒否するのは、「返済計画に説得力がない」「債務者を信用できない」といった理由によるケースが多いです。

任意整理を成功させるためには、見込み収入に応じた実現可能性のある返済計画を具体的に示し、債権者の信用を得ることがポイントです。

Question 13

任意整理後は、どのくらいの期間で借金を返済するのですか？

Accepted Answer

一般的には3年間程度、長くても5年間程度で残債を返済することになります。
具体的な返済期間は、債権者との交渉・合意によって決まります。

任意整理が成立すると、利息や遅延損害金のカットが認められ、月々の返済額をかなり減らせるケースもあります。

債務者としては、返済期間や月々の返済額を含めて、無理なく返済を継続できる計画を提案することが大切です。

Question 14

任意整理でブラックリストに掲載される期間はどのくらいですか？

Accepted Answer

各個人信用情報機関では、任意整理に関する事故情報（異動情報）の登録期間を、加盟している会員会社からのコメントの登録日より5年間としています。

ただし、任意整理の成立日からコメントの登録までにはタイムラグが生じることがあります。

なお、任意整理の事故情報（異動情報）が登録されているかどうかは、各個人信用情報機関に開示請求を行うことで確認できます。

【参考コラム】
任意整理によるブラックリストへの登録期間はいつからいつまで？

Question 15

任意整理中に携帯電話端末の代金を分割払いできますか？

Accepted Answer

任意整理の交渉中・任意整理の返済中および完済後の約5年間は、原則として携帯電話端末の代金を分割払いすることができません。

分割払いによる携帯電話端末の購入は与信取引（その人がお金を返してくれるであろうと信じて行う取引）であり、個人信用情報機関のデータベースを参照して審査が行われています。

その際、任意整理に関する事故情報（異動情報）が登録されていると、審査を通過することができず、端末代金の分割払いは認められない可能性が高いです。

もっとも、10万円未満の端末については分割払いが認められることもあるようです。

Question 16

任意整理をして借金を完済した後はどうなりますか？

Accepted Answer

借金がない状態で生活を送ることができます。
再度借金を作って苦しむことがないように、生活上の収支の見直し・健全化に取り組むことをおすすめします。

なお、個人信用情報機関に事故情報（異動情報）が登録されている場合、登録期間中は新規ローンの借り入れやクレジットカードの利用などができない点にご注意ください。

【関連する質問】
任意整理後は、どのくらいの期間で借金を返済するのですか？

Question 17

任意整理をすると、賃貸住宅の入居審査に影響がありますか？

Accepted Answer

賃貸住宅の入居審査では、原則として任意整理の事実が考慮されることはありません。
不動産会社は個人信用情報機関に加盟しておらず、入居審査の際に任意整理の事故情報（異動情報）を確認することはないからです。

ただし、賃貸借契約を結ぶために、信販会社による保証をつけることが必須の場合には、任意整理の事実が考慮されて入居審査に落ちてしまうことがあります。
信販会社は個人信用情報機関に加盟しており、保証審査の際に任意整理の事故情報（異動情報）を確認するためです。

したがって、任意整理後に賃貸住宅へ入居したい場合は、信販会社による保証が不要な物件を選ぶことをおすすめいたします。

任意整理のよくある質問一覧

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