債務整理 弁護士コラム

無職で借金返済できない場合に生じるリスクと生活を立て直す方法

2019年10月21日
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無職で借金返済できない場合に生じるリスクと生活を立て直す方法

無職だけれど、借金のある人は少なくありません。
お金がないと家賃も払えないですし、今後の生活も不安でどうしたらいいのか分からないでしょう。また、借り入れできる金額が上限に近づくほど不安は増大していくでしょう。

不安を拭い去るには、今すぐ行動する必要があります。借金を滞納し続けるとブラックリストに載り、将来の生活が不便になってしまいます。

そこで今回は、
・無職の人が借金返済するための方法
・借金を滞納するリスク
・無職の人が借金返済できない場合に取るべき手段
などについて解説していきます。

1、無職のときでも借金できるか

金融機関からの借り入れには一定の審査があります。
そのため、資産価値の高い担保がある、一定の不労所得(家賃収入など)がある場合を除いては、一般的には無職だと審査は通らず借りることはできません。

無担保・無保証・定職なしでも貸し付ける、と近寄ってくる業者は闇金の可能性があります。闇金は警察をも恐れない違法業者です。
たとえば、闇金からトイチ(10日で1割)で10万円を借りたとします。
利息だけで月に3万円。1年だと36万円になってしまいます。
※概算です。

また闇金への返済が遅れると、電話が毎日鳴りやまないくらいかかってきたり家族に取り立てがいったりと嫌がらせをされるでしょう。

精神的に参ってしまう人も少なくありませんので、どんなにお金が必要であっても闇金から借り入れは絶対にしてはいけません。

(関連記事:闇金の最悪の取り立て方法5つと嫌がらせ|返済できないときの対処法

2、無職で借金がある場合 ~滞納したらどうなるか~

借金の返済をしないと、どのようなリスクが生じるのかをまとめました。

  1. (1)遅延損害金が発生する

    借金を滞納するリスクは、遅延損害金が発生すること。つまり、借金の金額が増え続けるのです。
    返済期日が1日でも遅れると、普段の利息に加えて遅延損害金という罰金まで支払うことになります。

  2. (2)ブラックリストに載る

    借金の滞納を61日または3ヶ月以上すると、あなたの信用情報に金融事故情報が登録されてしまいます。信用情報とは、クレジットカードやローンなどの申し込みや契約、借り入れなどの履歴のことで、ここに滞納などの情報が掲載されることが、俗に「ブラックリストに載る」と呼ばれています。

    ブラックリストに載ってしまうと、一定期間クレジットカードが使えなかったりローンが組めなかったりと生活に不便さを感じるでしょう。

  3. (3)差し押さえが行われる

    借金の滞納をし続けて、貸金業者からの催促を無視していると給料や財産の差し押さえが行われます。差し押さえされるのは預貯金や動産(車・時計など)、家財道具(ぜいたく品に限る)です。

    ちなみに無職の人は給料の差し押さえはされませんが、働き始めたら給料の4分の1を差し押さえされる可能性があります。

3、無職で借金がある場合 ~どうやって返済していくか~

どうすれば借金を計画的に返済できるのかをお伝えします。

  1. (1)借金の状況を把握する

    借金を計画的に返済するために大切なことは、まずは現在の借金状況を確認することです。借金状況が把握できれば、生活費を足して毎月いくらの収入が必要か分かるからです。

    と、口で言うのは簡単でしょう。実際、借金の状況を確認なんて、とんでもなく面倒ではありませんか? 借入先が1社ならまだしも、複数社に上り、返済日もまちまち、などの場合では、借金状況の確認などというつまらない作業より、結局やりたいことに逃げてしまう。そんな方もいるのではないでしょうか。

    しかし、ここは、そんな自分をマネジメントしましょう。借金の不安を解消するためには、まずは借金状況を確認が必要なのです。

    自分を管理することが苦手な場合は、誰かを巻き込みましょう。とはいえ、親は小言の代名詞、兄弟は無関心、友人には頼めない。こんな風に背負いこむ方も多いのではないでしょうか。巻き込もうとしても断られる、ということもあるでしょう。
    その場合は、「法テラス」などの第三者の無料相談機関を活用してください。 とにかく一人で背負いこまないことが大事です。

  2. (2)返済計画を立てる

    現在の借金状況や毎月いくら稼げるのかが分かったら返済計画を立てましょう。
    返済計画を立てれば、具体的なイメージがつくので返済するためのモチベーションを維持できます。

    ただし無理な返済計画では身体が壊れたり、やる気がなくなったりします。返済計画は少し余裕を持って立てるようにしてください。

  3. (3)返すために借りることは絶対にしてはいけません

    すでに、返すために他から借りるということをしてしまっている方も多いかと思います。
    しかし、これ以上それを続けていてはいけません。
    まずは働いてお金を作りましょう。

4、無職の人が借金返済のためにお金を確保する方法3つ

  1. (1)アルバイトを始める

    すぐにお金を稼ぎたいならアルバイトを始めましょう。

    アルバイトなら“最短即日”で合否がわかります。即日給与がもらえる仕事もあります。まずは自分にあったアルバイトについて、情報を集めてください。

  2. (2)就職をする

    将来のことを考えているなら、就職活動をして企業に就職しましょう。

    正社員になれば安定した給料を確保できますし、ボーナスのある会社であれば、ボーナスが出れば返済への道のりが楽になります。

    就職活動はアルバイトと並行しながらするのがオススメです。

  3. (3)お金になりそうな物を売却する

    自宅にゲームや洋服などお金になりそうな物があるなら、メルカリやラクマなどのオークションアプリで売ってみてもいいかもしれません。
    量を出品すれば、まとまった金額が手に入るでしょう。

    ただ出品するものが無くなるとお金は稼げませんので、ピンチのときにだけ活用するのがオススメです。

5、無職の人が借金を返済できないときに取るべき手段

どうしても借金の返済ができない場合には、4つの対処法のいずれかを使ってみましょう。

  1. (1)日払いのバイトで利息だけ返済する

    お金がないけれど借金の返済期日が迫っているなら、日払いのバイトをして利息だけでも返しましょう。
    借金を滞納すると遅延損害金が増えたりブラックリストに載ったりします。

    一時しのぎになってしまいますが、返済期日が迫っているなら滞納しないためにも日払いバイトをするのが賢い方法でしょう。

  2. (2)家族に立て替えの相談をしてみる

    自分の力で返済が難しいなら家族に立て替えてもらえないか相談してみましょう。

    その際、重要なのが、「返済計画書」です。
    子どもが何歳になっていても、教育のつもりで手を貸さない家族(特に親)もいるでしょう。しかし、しっかりとした返済計画があれば話は別です。
    どのように収入を得る予定で、自分で返すのではどのくらい足りないのか。家族にわずかでも利息を付す約束でもすれば、大人同士のやりとりとして貸してくれる家族もいるかもしれません。

    「うちの家族はだめ」と決めつけないでください。
    家族は、あなたの本気を待っている可能性もあります。

  3. (3)過払い金請求できないか調べる

    10年ほど前から借金をしているのなら過払い金請求できるか調べましょう。
    過払い金請求できれば、借金がなくなる上にまとまった金額を手に入れられるかもしれません。

    過払い金があるのかどうか調べたい人は、過払い金チェッカーを使ってみてください。入力は1分で終わります。

  4. (4)債務整理の手続きをする

    借金がありすぎて、返済のめどが立たない場合は債務整理をしましょう。債務整理とは、借金の減額や利息をカットして生活を立て直す手続きのことです。

    債務整理のひとつである自己破産手続きをすれば、借金が帳消しになり生活の立て直しも可能です。

    他にも任意整理(※1)・個人再生(※2)など債務整理には種類があります。
    (※1)任意整理……法律にのっとり金利の計算をしたり利息をカットしたりする債務整理
    (※2)個人再生……借金を最大5分の1まで減額できる債務整理

    借金が返済できないなら、あなたの状況にあったベストな債務整理の手続きをしましょう。
    債務整理についてよく分からないなら無料相談できる弁護士に相談してみてください。

6、まとめ

無職だけど借金があるのなら、今すぐ何かしら行動しましょう。

お金がないからといって借金返済をしないと、ブラックリストに載ったり給料などの差し押さえにあったり将来的に生活は不便になってしまいます。

借金返済をするには就職が理想ですが、お金を今すぐ工面したいならアルバイトから始めてみましょう。

しかしアルバイトしても返済できないくらい借金を抱えているなら、家族に立て替えてもらう債務整理を検討してみてはいかがでしょうか。

借金にお困りで債務整理をご検討の場合は、ベリーベスト法律事務所にご相談ください。借金問題解決の経験が豊富な弁護士が、あなたにあった解決方法をご提案いたします。

  • この記事は公開日時点の法律をもとに執筆しています

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