債務整理 弁護士コラム

多重債務を救う相談先一覧|多重債務を確実に返済する3つの方法とは

2019年08月06日
  • 借金問題
  • 多重債務

多重債務を救う相談先一覧|多重債務を確実に返済する3つの方法とは

「多重債務者とはどんな人のことをいうの?」

自分は多重債務者かもしれないと思って、このページを訪れたのではないでしょうか。

多重債務者とは、複数の貸金業者や銀行などの金融業者から借り入れして返済が困難になっている人のことを指します。

5社以上の金融業者から借り入れしている人は、2018年3月時点で8.6万人。多くの人が多重債務になって苦しんだ生活を送っています。

ちなみに2018年に作成された首相官邸の最新データによると、多重債務が原因で自殺した人数は656人(※2017年の年間)います。借金生活に耐えられなくなり自殺に追い込まれる人も少なくありません。

あなたも多重債務の状態に陥っているのなら、精神的に追い込まれる前にどうにかして抜け出したいですよね。

そこで今回は、

・多重債務者に陥りやすい人の特徴
・多重債務を続けてしまう人の末路
・多重債務者が借金を返済する方法

などについて解説していきます。

多重債務について気になっていたり、苦しんだりしている人のご参考になれば幸いです。

1、多重債務者に陥りやすい人の特徴

多重債務者になりやすい人の特徴は3つあります。

  1. (1)物欲を抑えきれない

    欲しいものを何が何でも手に入れてしまう物欲の強い人は、多重債務者に陥りやすいでしょう。
    借金をしてまで欲しい物を手に入れるからです。

    自分の収入の範囲で買い物を楽しめればいいのですが、物欲の強い人は我慢ができません。

  2. (2)見栄を張ってしまう

    友人や知人に見栄を張るのも多重債務者になりやすい特徴といえます。

    お金がないのに人の目を気にして高級品を手に入れようとしたり、無理に誘いに応じてしまうからです。付き合いが良すぎるのも考えものでしょう。

  3. (3)ギャンブルをする

    パチンコやスロットなどのギャンブル好きだと多重債務に陥りやすいでしょう。

    借金してまでギャンブルをするからです。気づいたら100万単位で借金をするケースも少なくありません。

2、多重債務を続ける人の末路

多重債務から抜け出せないと、どういう末路を迎えるのかをまとめました。

  1. (1)生活が苦しくなる

    多重債務から抜け出せない人は、気づいたら生活が苦しくなってしまいます。決められた返済日に、金融業者ごとに最低返済額を入金する必要があるからです。

    たとえば、1社に1万円の返済だとしても3社になると3万円ですよね。
    3社以上になってしまうと生活はかなり圧迫されます。

  2. (2)金融業者から借金の一括請求をされる

    たとえば貸金業者の場合、借金を約3ヶ月滞納していると一括請求を求められることが多いです。

    この一括請求通知は貸金業者からの通知と裁判所からの督促状(支払督促)の2種類に大別されますが、裁判所から支払督促が届いた場合には、期日までに一括請求に対する異議申し立てをするか、借金を全額返済しないと財産や給料を強制的に差し押さえる手続きをとられてしまうおそれがあります。

  3. (3)給料や財産を差し押さえられる

    借金の返済ができないからと裁判所からの督促状(支払督促)を無視して何も行動しないと、給料や財産を差し押さえられる可能性が高くなります。

    給料は4分の1を差し押さえられ、価値のある車や不動産などの財産も差し押さえられるおそれがあります。

    ちなみに給料の差し押さえは、職場に連絡されるので会社に居づらくなるでしょう。

  4. (4)自殺をする

    給料や財産が差し押さえられて借金のために毎日働く生活を続けていると、生きるのがつらくなり自殺するケースは少なくありません。

    実際に自殺する人の半数以上は、多重債務が原因で亡くなっています。冒頭でお伝えしたとおり、首相官邸のデータによると、多重債務が原因とみられる自殺者数は平成29年で656人にのぼります。

    多重債務を続けると、「自殺するしか道はない……」と精神的に追い込まれてしまう可能性があるでしょう。

3、多重債務者に関する統計データ

どうして多重債務者に陥ってしまうのかを首相官邸のホームページの統計データを参考にまとめました。

  1. (1)多重債務者になる原因で多いのは『低収入』

    多重債務者に陥る原因で1番多いのは、“低収入・収入の減少”でした。財務局・地方自治体のどちらも2位と比べて2~3倍の差があります。

  2. (2)平成29年の多重債務に関する相談は35160件

    平成29年に多重債務に苦しんで相談した人は35160件です。財務局に相談があったのは5299件。地方自治体に相談にあったのが29861件です。

    冒頭で述べた5社以上から借り入れしている多重債務者約8.6万人と比べると約25分の1なので、相談に行く人は少ないと言えます。
    つまり多重債務に陥ったとしても、本当に生活できないくらい苦しまないと誰にも相談しないことが分かりました。

    弁護士は、借金に関する相談は無料で行う傾向にあります。
    一人で解決策を探すのは難しいため、適切なアドバイスができる弁護士にまずは相談してみてはいかがでしょうか。

4、多重債務について相談できる機関

借金問題に関する相談ができる機関を5つご紹介します。

  1. (1)法テラス

    法テラスは無料で相談できる日本国政府が設立した法務省所管の法人です。

    無料相談の時間は30分。同じ問題なら最大3回まで弁護士や司法書士と無料相談が可能です。ただし、無料相談するのには収入が一定以下などの条件があります。

  2. (2)国民生活センター

    国民生活センターは、地域に住んでいる人を対象にした無料相談機関です。相談相手は、借金について詳しい国民生活センターの職員。
    相談できる時間は地域によって異なります。
    ※地域によっては電話対応でしか相談できません。

  3. (3)日本クレジットカウンセリング協会

    日本クレジットカウンセリング協会は、多重債務に陥ってしまった人に中立な立場から無料で相談に乗っている機関です。

    まずは電話で話を聞き、解決が難しいなら実際に日程を決めて弁護士と専門の資格のある職員がカウンセリングをします。ただし平日の決められた時間しか受け付けしていません。

  4. (4)全国銀行協会相談室

    全国銀行協会相談室は国内の銀行が加盟している一般社団法人です。

    専門のカウンセラーか銀行業務に習熟した相談室職員が無料で相談に乗ってくれます。ただし受付時間は平日のみです。

  5. (5)弁護士

    弁護士が所属している法律事務所も借金問題について相談に乗っています。

    基本的な相談料は30分5000円程度が一般的ですが、借金問題なら無料で相談に乗っている法律事務所も少なくありません。

    またご自身の状況にあった適切なアドバイスをしてくれるのも強みです。多重債務で苦しんでいるなら、弁護士へ相談することをおすすめします。

5、多重債務者が借金を返済する方法

多重債務を返済する方法は3つあります。

  1. (1)おまとめローンにする

    少しでも借金の返済を減らしたいなら、おまとめローンへ申し込みをするのはひとつの手です。おまとめローンは低金利なため、毎月の返済額や借金を減らせます。

    また借入先を1つにまとめられるので、管理しやすくなるのもポイント。ただし、金融業者によっては、金利が上がり借金が増える可能性もあります。
    おまとめローンの申し込みをする場合は、金利部分をしっかり確認してください。

  2. (2)働いて収入を増やす

    多重債務者が借金を返済するには、本業以外で収入を増やすアルバイトや副業をしましょう。

    一般的な正社員が昇給するのは年に一度ですし、格段に給料アップするのは難しいからです。ただ本業の後か休みの日に働くことになりますので、体力がない人にはキツイでしょう。また、副業が禁止されている会社もありますので注意が必要です。

  3. (3)債務整理をする

    手っ取り早く借金を返済したいなら債務整理をしましょう。債務整理なら借金の減額や利息のカット、場合によってはお金を取り戻せるかもしれません。

    ただし、債務整理をした場合には一定期間はクレジットカードが使えない、ローンが組めないなどのデメリットはあります。

    ① 過払い金請求
    グレーゾーン金利が撤廃された2010年6月18日より前に金融業者から借り入れをしていたのなら、過払い金請求できるかもしれません。

    過払い金請求は、過去に払いすぎた金利を取り戻せる手続きです。
    返還されるお金は高額になる場合が多いので、2010年6月18日より前に借り入れをしていた人は過払い金請求できるか調べてみましょう。

    過払い金があるかどうか知りたい人は、金融業者のホームページをチェックして取引履歴(※)を取り寄せてください。
    (※)取引履歴・・・金融業者との契約や借り入れ、返済の履歴

    ② 任意整理
    金融業者と話し合いをして、借金の減額や今後の利息をカットするのが任意整理です。金融業者と直接交渉する必要があるため、法律の知識がないと手続きは難しいかもしれません。
    任意整理は原則3年で完済できるように計画を立てます。
    (関連記事:任意整理とは?|誰でも分かる任意整理~開始基準・デメリット徹底解説

    ③ 個人再生
    借金を最大で5分の1まで減らして、3~5年で完済するのが個人再生です。裁判所を介して行う手続きですので、法律の知識がないと難しいでしょう。

    ④ 自己破産
    借金を0円にできるのが自己破産です。
    借金をすべて無くせるのはうれしいメリットですが、ご自身名義の資産は清算の対象になってしまいます。

6、まとめ

多重債務になってしまうと生活は日に日に苦しくなっていき、精神的につらくなって自殺まで追い込まれるケースは少なくありません。

もし多重債務で苦しんでいるなら3つのいずれかの方法を使いましょう。

  1. ①おまとめローンに申し込みをする
  2. ②働いて収入を増やす
  3. ③債務整理をする

おまとめローンの審査に落ちてしまって働く時間も確保できない方は、弁護士に債務整理できるか相談することをおすすめします。

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