過払い金請求してもブラックリストに載らない人の特徴・ブラックリストに載る条件は？

過払い金請求しても2つのどちらかに当てはまるならブラックリストに載りません。

借金を完済している・引き直し計算をすれば負債がなくなる人がブラックリストに載らないのは、過去に払いすぎた利息を返還してもらう手続きだからです。

ただし、引き直し計算をしても借金が残る人は任意整理（※）扱いになるためブラックリストに載ります。
（※）任意整理とは：法律に則った金利で計算し直して、利息をカットして返済を楽にする債務整理（借金を減額する方法）の1つ

あなたが2つのどちらかに当てはまっているなら過払い金請求してもブラックリストに載りません。不安な人は無料相談できる弁護士へ相談してみてください。

ブラックリストを具体的にいうと、信用情報（※）に延滞などの金融の事故情報が載ること。
（※）信用情報……クレジットカード・ローンの申込みや借入れ、返済の記録

信用情報に延滞や事故情報が登録されると、お金に対して誠実でない人と判断されるでしょう。
消費者金融や銀行がお金の貸出しをする際には、信用情報を参考に審査します。

ブラックリストに載ると金融業界の人から「信用されない」ため、生活は不便になります。

1. （1）クレジットカードが使えない

   ブラックリストに載ってしまうと生活で便利なクレジットカードは使えません。
   
   買い物をする時は現金ですし、サイトによってはクレジットカードが使えないためネットショッピングができないでしょう。

2. （2）ローンが組めない

   ブラックリストに載ってしまうと、車や家などの高い買い物をする時にも現金で購入する必要があります。
   ただローンを組む時の頭金が高額であれば、審査に通る可能性はゼロではありません。

3. （3）スマホの分割購入で審査に通らない

   ブラックリストの人は、きちんと支払いができないと判断されているため分割払いの審査に落ちます。
   スマートフォンを購入したいなら一括払いできる金額の現金を用意してください。

以下にブラックリストに載る条件をまとめました。

ちなみに、ブラックリストに載っているか調べたいなら信用情報機関（※）のホームページを確認しましょう。
（※）信用情報機関……信用情報を管理している機関。代表的なのはJICC・CIC・KSC

借金があるけれど過払い金請求をしたいなら、ブラックリストに載らないために自分のことを調べましょう。

1. （1）取引履歴を取り寄せる

   完済しているのなら過払い金の有無さえ分かっていればいいけれど、借金の返済中なら取引履歴（※1）を調べましょう。過払い金が借金を上回る可能性もあるからです。
   取引履歴を取り寄せて引き直し計算（※2）をすれば、あなたの過払い金の金額は分かります。
   
   上述したように、引き直し計算をしても借金が残る人が過払い金を請求する手続をすればブラックリストに載ってしまいます。
   取引履歴で過払い金の金額を把握して、借金を減らしてから手続きすれば、ブラックリストに載りません。
   
   （※1）取引履歴……貸金業者との契約や借入れ、返済の履歴
   （※2）引き直し計算……法律に則り利息を計算して、過払い金の金額を算出すること

2. （2）弁護士に相談する

   自分で調べるのが難しいなら、法律のスペシャリストである弁護士に相談しましょう。
   
   弁護士ならスムーズに、あなたの過払い金を計算してブラックリストに載るかどうかを教えてくれます。

最初に述べた通り、過払い金のブラックリストに載らない人の特徴は2つです。

いずれかに当てはまるなら、過払い金請求してもブラックリストに載りません。

過払い金の手続きがイマイチ分からない、ブラックリストに載る前に借金問題を解決したい方は、ベリーベスト法律事務所へお早めにご相談ください。