債務整理 弁護士コラム
「過払い金があるのかどうか知りたい」
「過払い金がありそうだし、どのくらいあるのか金額を知りたい」
過払い金請求について知りたいけれど、どこへ相談すればいいのか分からないとお困りではないでしょうか。
法律事務所以外にも相談する場所があるなら、違いなどを知りたいところかと思います。
そこで今回は、
・過払い金について相談できる機関
・過払い金の相談時の流れ
・無料相談で解決できること
などについて解説していきます。
過払い金の相談先を探している人のご参考になれば幸いです。
過払い金についての相談できる機関を表にまとめました。
※クリックタップで相談できる機関の説明までジャンプできます。
相談できる期間 | 無料相談 | 相談できる時間 | 相談員 |
---|---|---|---|
法律事務所 | ○ ※費用が発生する事務所もあります。 |
9:30~21:00 ※法律事務所によって異なります。 |
弁護士 |
法務事務所 | 9:00~18:00 ※法務事務所によって異なります。 |
司法書士 | |
法テラス | ○ | 10:00~16:00まで ※地域によって異なります。 |
弁護士 |
国民生活相談センター | 専門の相談員 | ||
市役所 | 9:30~11:30 | 弁護士 |
弁護士が必ず1人以上いるのが法律事務所です。
過払い金請求の場合、ほとんどの法律事務所は無料相談を受け付けています。
他の相談機関に比べて営業時間が長いため、仕事終わりに相談へ行くことも可能です。
また疑問が解決するまで何度でも無料相談できる法律事務所もあります。
法務事務所は、弁護士以外の司法書士や行政書士が経営している事務所のこと。
司法書士も過払い金について無料相談を行えます。
しかし、貸金業者と交渉などの直接的なやり取りはできません。
※認定司法書士は除く
法テラスは国によって設立された法律のトラブルを解決するための案内所です。
法テラスなら弁護士と過払い金についての無料相談を30分×3回まで受けられます。
ただし無料相談を受けるには、月の手取り約20万円以下など条件があります。
※1人で生活している場合
電話のみですが、国民生活相談センターも無料相談できます。
ただし、相談を受けてくれるのは弁護士ではなく、専門の相談員です。
毎日相談を受けているので知識はありますが、細かい相談になると回答できない恐れもあります。
何回も相談できるのはうれしい特徴です。
相談日は市役所によって異なりますが、申し込みをすれば弁護士と無料相談できます。
注意しないといけないのは、事前に知りたい質問をきちんとまとめておくこと。相談できる時間は20分程度しかありません。
相談を受付している時間も約2時間と限られているので、事前に予定を組んで利用しましょう。
弁護士や司法書士などの専門家に相談するときの流れをまとめました。
専門家へ相談するときは、【電話・メール・ホームページ】から問い合わせをしましょう。
問い合わせをすると、専門家と相談する日程を決められます。
問い合わせで決めた日程になったら、専門家のいる法律事務所、または法務事務所へ行きましょう。
相談所へ行く際には、相談に必要な持ち物を忘れないでください。専門家への相談で必要なものは後述します。
専門家と過払い金について相談をするときは、事前に過払い金について調べたり、気になる疑問をまとめたりすればスムーズに相談できます。
相談が終わったときに希望すれば、どのくらいの依頼料がかかるのか見積もりを出してもらえます。
相談した後は依頼するかどうか決めましょう。
すぐに決められない場合は、帰宅して考えてから決断することを専門家へ伝えましょう。
専門家へ相談に行く前に、必要なものは以下です。
できるだけ無料相談で、気になる疑問を解決しましょう。
無料相談で借り入れをしていた時期を伝えれば、過払い金のあり・なしが分かります。
借り入れ時期によっては、過払い金は時効になっている可能性もあります。
過払いの有無をハッキリさせたいなら無料相談を利用するとよいでしょう。
上述しましたが、無料相談をした後に希望すれば見積もりを出してもらえます。
メリットは、あなたが専門家へ依頼したときにかかる費用が分かることでしょう。
インターネットで専門家への依頼料の相場は分かりますが、実際にかかる費用は依頼人の状況によって変わります。
ただし見積もりは、あくまで概算です。
無料相談を活用すれば、複数の事務所から見積もりをもらえます。
要するに、1番安い弁護士へ依頼することが可能です。
無料相談した事務所へ絶対に依頼する必要はありません。専門家の依頼料を抑えたいなら、無料相談を活用して複数の事務所から見積もりをもらいましょう。
ただし、安い弁護士がよいとは限りません。弁護士費用が安くても、過払い金の回収率が悪ければ、結局手元に戻るお金が少なくなってしまいます。相談時には、回収率がどのくらいになるか聞いてみるといいでしょう。
専門家選びに失敗しないためには、無料相談のときにどんな対応をされているかチェックするのが大事です。
無料相談のときに専門家が費用についてきちんと説明してくれるか確認しましょう。
いい専門家は、自身で費用について説明をしてくれます。
費用についての説明を省く、もしくは事務員が説明する事務所の場合は、依頼を検討してみた方がいいかもしれません。
無料相談のときに、専門用語を素人でも分かるように説明してくれるかは専門家選びで重要です。
相談に行く多くの人は、法律の知識がないため債務者(※)などの専門用語の意味は分からないでしょう。
(※)債務者:お金を支払う義務のある人。この場合、お金を借りている人。
したがって、法律の知識がない方に寄り添って説明してくれるかどうかで、いい専門家を選べます。
いい専門家は、依頼者の要望通りにならない場合もしっかり説明してくれます。
依頼者のことを第一に考えているからです。
しかし利益を目的にしている専門家の場合は、依頼される前は虫の良いことを言うことがあるでしょう。
失敗しない専門家を選びたいなら、要望通りにならなくても悪い面は本当にないのか確認しましょう。
過払い金について相談できる機関は5つです。
どの相談機関も無料相談を受け付けています。
ただ相談機関によっては、相談できる時間帯が短いことや過払い金についての知識が豊富でない相談相手のケースも少なくありません。
仕事終わりに訪問したい、または疑問をきちんと解消したいなら、法律事務所へ相談することをおすすめします。
ベリーベスト法律事務所は、北海道から沖縄まで展開する大規模法律事務所です。
債務整理、任意整理、自己破産、個人再生、過払い金請求など、借金問題についてのお悩み解決を弁護士がサポートいたします。債務整理のご相談は何度でも無料です。ぜひお気軽に お問い合わせください。
消費者金融や銀行といった金融機関に対する過払い金の返還請求は、借金の負担を軽減できる有効な方法のひとつです。
しかし、「過去に過払い金の請求をしたことが原因で、自動車ローンや住宅ローンなどの借金に悪い影響が出るのでは?」などと考えて、過払い金請求をためらう方は少なくないようです。
そこで今回は、過去の過払い金請求が、その後の自動車ローンや住宅ローンなどに影響を与えるのかについて、解説します。
ラジオでは、相変わらず、あなたにも過払い金があるかもしれないという内容のCMが流れています。私にも関係あるかも?と思う方もいるでしょう。
CMを聴いてフリーダイヤルに電話する前に、過払い金についておさらいしておきましょう。
テレビや雑誌などで目にすることのある過払い金請求。
過去に借金で苦しんだ経験のある方であれば「私にも過払い金があるかもしれない」と考えるでしょう。
しかし、一般の方にとって過払い金があるかどうかの調査は手間暇のかかる難しい作業というイメージが強いでしょう。
また、あるかどうかわからない過払い金の調査に費用をかけたくないと考える方も少なくありません。
そんなときに便利なのが、「過払い金の無料調査」です。
しかし、過払い金の無料調査はメリットばかりというわけではありません。
そこで今回は、
●過払い金の無料調査のメリット
●デメリット
●利用時の注意点
などについてまとめてみました。
「もしかしたら、わたしにも過払い金があるかもしれない」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。