債務整理 弁護士コラム

過払い金請求の費用はいくら? 自分で請求する場合と弁護士に依頼した場合を徹底比較

2019年08月08日
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過払い金請求の費用はいくら? 自分で請求する場合と弁護士に依頼した場合を徹底比較

「過払い金請求にかかる手続きの費用はいくらなのか知りたい」
「自分でやるのと弁護士に依頼してやるのとどのくらい費用が違うの?」
過払い金請求をしたいからこそ、詳しい費用について気になるのではないでしょうか。弁護士に過払い金請求の依頼をしても、弁護士費用の支払いで手元にお金が残らなかったら意味がありません。

そこで今回は、
•過払い金請求の費用相場
•過払い金請求手続きで発生する費用
•自分で過払い金請求をするときのポイント
などについて解説していきます。

過払い金請求の費用を知りたい方のご参考になれば幸いです。

1、過払い金請求の費用は弁護士に依頼するかで大きく変わる

自分で手続きをするか弁護士に依頼するかで過払い金の費用は変わってきます。
自分で過払い金の手続きをすれば、弁護士に依頼する費用の5分の1以下まで減らせるケースも珍しくありません。

費用を抑えたいのなら、自分で過払い金請求をすることをおすすめします。
弁護士の過払い金請求費用を先に知りたい人はこちらをクリックしてください。

2、自分で過払い金請求するときの費用は約2万円

自分で手続きをすれば書類や印紙代(※)などにしかお金は使いませんので、過払い金請求のときにかかる費用は約2万円です。
(※)印紙代・・・過払い金の金額によって貼り付ける金額が変わる収入印紙のこと

表に約2万円の内訳をまとめましたので参考にしてください。
※裁判手続きで過払い金請求をする場合を前提にしています。

【過払い金請求するときに必要な書類】

書類など 費用 取得場所または支払場所
印紙代 5000円(過払い金が50万円の場合)
※過払い金の金額によって異なる
郵便局
取引履歴 無料
※金融機関によっては費用がかかる
借り入れしている金融機関
引き直し計算書(※1) 自分で作成または弁護士に依頼する
訴状
証拠説明書
内容証明郵便(※2) 1通430円
※2枚目以降は260円
郵便局
郵券代 6000円
※地方によって異なる
①裁判所窓口
②銀行振り込み
③ATM
登記簿謄本(※3) 600円 法務省

(※1)引き直し計算書・・・取引履歴を元に過払い金の金額を計算した計算書
(※2)内容証明郵便・・・いつ、誰が誰に、どんな内容を送ったのかを証明する文書
(※3)登記簿謄本・・・訴訟相手が商業登録されているか確認するための書類

①印紙代の費用
過払い金請求で必要な印紙代にかかる費用を100万円まで表にまとめました。

過払い金返還金額 印紙代
10万 1000円
20万 2000円
30万 3000円
40万 4000円
50万 5000円
60万 6000円
70万 7000円
80万 8000円
90万 9000円
100万 10,000円

100万円以上の印紙代について知りたい人は、以下参考の裁判所のホームページをクリックしてご確認ください。
(参考:手数料額早見表(単位:円)|裁判所

②引き直し計算書の計算方法
取引履歴を元に計算する引き直し計算書は、エクセルか自分で計算していくかインターネットにある専用のソフトを使いましょう。
(無料利息計算ソフト:名古屋消費者信用問題研究会

自分で計算するのが手間に感じる人は、引き直し計算書の作成だけ弁護士に依頼してみてもいいかもしれません。
ちなみに、無料で引き直し計算書の作成を受付している法律事務所もあります。

3、自分で過払い金請求をする流れ

過払い金請求を自分でする流れは以下です。

①書類を集める
②取引履歴を元に引き直し計算する
③過払い金請求書(※)を作成して、金融業者へ内容証明郵便で送付する
④金融業者と和解交渉をする
⑤金額に納得できないなら訴訟を起こす
⑥過払い金が返還される
(※)過払い金請求書・・・請求する過払い金の金額などを記した書類

4、弁護士に過払い金請求の依頼をした場合の費用相場

弁護士に依頼したときの費用相場は過払い金の返還額によって異なります。もし過払い金の返還額が50万円だった場合は、最低でも10万円以上はかかるでしょう。

弁護士に依頼すると、どのような費用が発生するのかを表にまとめました。

費用内訳 意味 相場
相談料 弁護士への相談料 1時間:0?1万円
※法律事務所によっては無料相談を行っている
着手金 弁護士に依頼したときに発生する費用。成功・失敗に関わらず返金されない 1社:0?4万円
※法律事務所によって無料の場合もある
解決報酬金 過払い金の返還されることが確定した場合にかかる費用 1社:0?2万円
※商工ローン(※)は最大5万円
過払い金報酬 過払い金の返還された何%かを支払う費用 交渉:20%
訴訟:25%
減額報酬金 まだ借金がある状態で過払い金請求したときにかかる費用 最大:10%
実費 過払い金請求の手続きにかかる手数料 印紙代・郵券代・書類作成費など

(※)商工ローン・・・経営者向けの事業資金のローン

法律事務所によっては後払い・分割制度を使える場合もあります。
自分で手続きをするのに自信がないけれど、過払い金請求をしたいのなら弁護士へ相談してみましょう。

(関連記事:過払い金請求の弁護士費用の相場と内訳|依頼料を安く抑える方法4つ

5、弁護士に依頼するのと自分でやるのはどちらがいい?

弁護士に依頼すると費用はかかりますが、相応のメリットはあります。以下を参考に、どのように進めていくかご判断ください。

  1. (1)手間が削減できる

    これまでご説明したように、全て自分で行うことになりますので、必然的に手間がかかります。手間を削減したい場合は弁護士へ依頼をしましょう。

  2. (2)短期間でできる

    自分で過払い金請求をすると、法律の知識がない方であれば、慣れていないこともあり弁護士の約2倍の時間がかかるでしょう。
    ちなみに過払い金請求は弁護士が行っても最低3ヶ月ほどの期間がかかります。

  3. (3)高い成果を期待できる

    弁護士は専門家ですので、成果については責任をもって臨みます。それなりの成果を出すことができることでしょう。債務整理に詳しい弁護士を選んでください。

6、自分で過払い金請求をするかどうかの判断ポイント

過払い金請求を自分で行った方がよいときのポイントを5つご紹介します。

  1. (1)過払い金が少ない可能性がある

    返還される過払い金が少ないのなら、自分で過払い金請求をしましょう。過払い金が少ないのに弁護士に依頼すると、手元にお金が残らないからです。

    まずは貸金業者へ取引履歴を請求して、自分の過払い金は何万円なのかを計算しましょう。

  2. (2)平日も時間の融通がきく

    平日休みの仕事をしているなら、過払い金返還請求を自分で行うのもひとつの手です。

    貸金業者との交渉をして、過払い金の金額に納得できずに訴訟になることは珍しくありません。裁判所は平日にしか開廷していないため、休日が土日のみの仕事をしている人は過払い金請求訴訟に向いていないといえます。

  3. (3)交渉に自信がある

    あなたが交渉上手なら過払い金返還請求を自分で行っても問題ないでしょう。

    貸金業者は個人相手の場合だと、何も知らないだろうと足元をみて本来の過払い金の返還金額より少なく提示してきます。しかし、交渉上手なら貸金業者から少ない金額を提示されたとしても、論破しながら主張を通せる可能性があります。

  4. (4)法律の知識がある

    法律の勉強を独学または大学で学んでいたのなら、過払い金返還請求を自分で行ってみてもいいかもしれません。過払い金請求の手続きがスムーズにできるからです。

    法律の知識はないけれど、今後学びたいと考えている方も自分で過払い金請求の手続きをしてみるのもよいでしょう。

7、まとめ

過払い金請求を自分でするときにかかる費用は約2万円です。一方、弁護士に依頼した場合は最低でも10万円以上はかかってしまうでしょう。
※過払い金が50万円の場合
過払い金請求は自分で行うと費用をかなり抑えられます。

しかし、弁護士と違って裁判所への手続きや貸金業者との交渉に慣れていないため時間がかかってしまうでしょう。
費用より時間を抑えたいなら、弁護士に過払い金請求の依頼がおすすめです。
過払い金の無料相談を行っている法律事務所も多くあるので、まずはお気軽にご相談ください。

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