債務整理 弁護士コラム

過払い金の計算方法とは? 計算に必要なものや計算で注意すべきこと

2019年07月04日
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過払い金の計算方法とは? 計算に必要なものや計算で注意すべきこと

「過払い金があるのか分からないから計算してみたい」

過去に貸金業者から借り入れしていたけれど、過払い金が発生しているかどうか分からないから自分で計算したいと考えていませんか。もし過払い金が高額なら、すぐに過払い金請求したいですよね。

過払い金は、必要なものさえ準備すれば自分で計算できます。
ただ計算に慣れていないと、手間がかかったりミスしたりなど正確な過払い金を算出するのは難しいでしょう。

そこで今回は、

・過払い金の計算方法
・過払い金を計算するときに必要なもの
・過払い金請求するときに注意すべきこと

などについて解説していきます。

自分の過払い金の金額がいくらなのか知りたい方のご参考になれば幸いです。

1、過払い金を計算する方法

過払い金を計算する方法は、自分で行うか弁護士などの専門家に依頼するかのどちらかです。

  1. (1)自分で過払い金計算ソフトを使う

    過払い金計算ソフトを使えば、自分で過払い金の金額を算出できます。ただし取引期間が長いほど、過払い金を計算するのに時間はかかってしまうでしょう。

    過払い金計算ソフトは、インターネット上で調べれば無料ダウンロードできます。インターネットで調べるのが手間な人は、下記からダウンロードしてください。

    【無料で使える過払い金計算ソフト】
    「外山式」過払い金の計算ソフト
    「名古屋式」過払い金の計算ソフト

  2. (2)弁護士などの専門家に代行してもらう

    迅速に過払い金の金額を知りたいのなら、弁護士などの専門家に引き直し計算(※)の依頼をしましょう。
    (※)引き直し計算・・・グレーゾーン金利(違法で高額な金利だけど罪にならない金利)を法律で定められている金利に計算し直すこと

    弁護士などの専門家は引き直し計算に慣れていますので、あなたの過払い金の金額をスムーズに算出してくれます。

    ただし弁護士などの専門家へ引き直し計算の依頼をすると費用はかかります。

2、過払い金を計算するために必要なもの

過払い金を計算するためには以下の3つを用意してください。

  1. ①取引履歴(貸金業者との契約や借り入れ、返済の履歴)
  2. ②エクセルに対応しているパソコン
  3. ③過払い金計算ソフト


取引履歴は、借り入れしていた貸金業者のホームページを確認して取り寄せましょう。取引履歴は原則無料で、開示請求すれば早くて2週間。遅くても1ヶ月ほどで届きます。※貸金業者によっては、届くまでに1ヶ月以上かかる場合もあります。

3、過払い金の金額を算出する『引き直し計算』の仕組み

上述しましたが、引き直し計算とは過去に払いすぎた金利法律で定められている金利に直して計算する方法です。

たとえば、過去に貸金業者から200万円を29.2%で1年間借りたとします。200万円を29.2%で1年借り入れした場合の利息は58万4000円です。
一方、法律で定められている15.0%の金利で1年借り入れした場合の利息は30万円。この利息の差である28万4000円が過払い金です。

このように、あなたと貸金業者の取引履歴の金利を引き直し計算して、過払い金の金額を算出していきます。
ちなみに利息制限法(※)で定められている金利以上で過去に借り入れをしていたなら過払い金を取り戻せるでしょう。
(※)利息制限法・・・高金利を取り締まる法律。

貸金業者からの借入額 利息制限法の上限金利
10万円未満 20.0%
10?100万円未満 18.0%
100万円以上 15.0%

(参考:利息制限法第1条)

4、過払い金請求するときの注意点

  1. (1)計算ミスが起きた場合にはブラックリストに載る

    現在も貸金業者から借り入れしている人に限りますが、過払い金の計算ミスをしたまま過払い金請求するとブラックリスト(※)に載る可能性があります。
    (※)ブラックリスト・・・一定期間、クレジットカードを使えない or ローンが組めない状態

    過払い金で借金を清算できない場合には任意整理をしたとみなされるからです。任意整理とみなされると、借金を減らすために手続きをしたことになり、負債は減るもののブラックリストに載るなどのデメリットがあります。

    借金がある状態で過払い金請求をしようと考えている人は、計算ミスをしないように注意しましょう。
    もし計算が不安なら、弁護士などの専門家に引き直し計算の代行を依頼することをおすすめします。

  2. (2)取引履歴を請求できない貸金業者もいる

    貸金業者の中には、取引履歴を処分している場合もあります。
    取引履歴が処分されているけれど過払い金請求をしたいのなら、推定計算といって貸金業者から借り入れしたことを証明する資料(銀行通帳の履歴など)が必要です。

    ただ法律の知識のない人が推定計算をするのは難しいでしょう。貸金業者から取引履歴を取り寄せられないのなら、費用はかかってしまいますが弁護士に依頼した方がいいかもしれません。

5、過払い金が高額になる条件3つ

以下の3つのケースに当てはまるなら、あなたの過払い金は高額になるでしょう。

  1. ①グレーゾーン金利で借りていた期間が長い
  2. ②29.2%に近い金利で借り入れをしていた
  3. ③貸金業者から借り入れしていた金額が大きい


すべて当てはまるなら過払い金は100万円を越えることも珍しくありません。
なお金利は取引履歴で確認できます。

6、まとめ

過払い金の金額について知りたいなら、自分で計算するか弁護士などの専門家に引き直し計算の依頼をしましょう。

自分で計算すれば、弁護士などの専門家への依頼料を抑えられます。しかし自分で過払い金の計算をすると、慣れていないため手間はかかりますし計算ミスをするかもしれません。

費用はかかってしまいますが、迅速に正確な過払い金を知りたいなら弁護士などの専門家に依頼してみてください。

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