債務整理 弁護士コラム

過払い金請求の弁護士費用の相場と内訳|依頼料を安く抑える方法4つ

2019年06月06日
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過払い金請求の弁護士費用の相場と内訳|依頼料を安く抑える方法4つ

「過払い金請求をするときの弁護士費用を詳しく知りたい」
「弁護士へ依頼するのはいいけれど、どんな項目にお金がかかるの?」

過払い金請求をしたいからこそ、弁護士費用を事前に知りたいのではないでしょうか。
弁護士へ依頼した後に費用相場より高額だった……なんて損はしたくありません。

そこで今回は、弁護士費用で後悔しないためにも

・過払い金請求をするときの弁護士への費用相場
・弁護士への過払い金請求するときの費用例(3社比較)
・弁護士への依頼料を安く抑える方法

などについて徹底解説していきます。

過払い金請求を弁護士へ依頼したい人のご参考になれば幸いです。

1、過払い金請求をするときの弁護士への費用相場と内訳

弁護士へ過払い金請求の費用は、過払い金の返還金額によって異なります。
ただ弁護士に依頼すれば、最低でも5~10万円以上はかかるでしょう。

弁護士費用は、どのようなものに料金が発生するのかを表にまとめましたので参考にしてください。

費用内訳費用相場
相談料1時間:0~1万円
※無料相談を行っている法律事務所もある
実費1~3万円
着手金1社:0~4万円
解決報酬金1社:0~2万円
※商工ローン(※)は最大5万円
過払い金報酬交渉:20%
訴訟:25%
減額報酬金最大:10%

(※)商工ローン・・・経営者向けの事業資金のローン
(参考:報酬規制|日本弁護士連合会)

  1. (1)着手金

    着手金とは、弁護士へ依頼したときに最初に支払う報酬のこと。イメージとしては、前金みたいなものです。
    ただ前金とは違い、仮に過払い金が回収できなくても返金はされません。

    ①着手金の決め方
    法律事務所によって報酬額は異なります。

    ②着手金の相場
    過払い金請求の着手金の相場は0~4万円です。
    相場は決まっていますが、実際のところ着手金無料の法律事務所も少なくありません。

  2. (2)実費

    過払い金請求でかかる実費は1~3万円で以下に該当するものです。

    • 印紙代
    • 郵便切手代
    • 書類作成費用
    • 訴訟になったときの費用(弁護士への交通費など)
  3. (3)解決報酬金

    解決報酬金とは、過払い金請求が成功したときに支払う報酬のこと。
    金額は、最大でも2万円と日本弁護士連合会で定められています。

    ただし返還される過払い金が少ない場合には、法律事務所によっては無料です。

  4. (4)解決報酬金

    過払い金報酬とは、返還された金額の何%かを弁護士に支払う報酬のこと。
    金額は貸金業者から過払い金を取り返した方法によって異なります。

    【過払い金を取り返した方法】

    • 交渉・・・最大20%
    • 訴訟・・・最大25%

    金額が異なるのは、訴訟だと時間がかかる上に手間もかかるためです。

  5. (5)減額報酬金

    減額報酬金とは、借金を完済していない人だと発生する費用のこと。

    たとえば、借金返済中だけど過払い金がある場合です。
    減額報酬金が10%なら残高100万円の場合、10万円かかってしまいます。

    法律事務所によっては無料なので、借金があるけれど過払い金請求をしたい人は減額報酬金がかかるかどうか確認しましょう。

2、【3社比較】弁護士へ過払い金請求する費用例

弁護士へ過払い金請求の依頼をした場合にかかる費用例を、3つの法律事務所の料金を参考に算出しました。
※2018年10月調べ

【費用例: 3社から50万円ずつ過払い金請求を交渉で行った場合】

法律事務所着手金解決報酬金過払い金報酬合計
A社無料
※借金を完済している場合
1社:2万円交渉:20%
訴訟:25%
36万円
B社無料1社:4万円交渉:20%
訴訟:25%
42万円
C社2万円1社:2万円交渉:20%
訴訟:25%
38万円

【費用の算出方法】

A社:解決報酬金6万円(3社×2万円)+過払い金報酬30万円(50万円×3社の20%)=36万円。

B社:解決報酬金12万円(3社×4万円)+過払い金報酬30万円(50万円×3社の20%)=42万円。

C社:着手金2万円+解決報酬金6万円(3社×2万円)+過払い金報酬30万円(50万円×3社の20%)=38万円。

3社から50万の過払い金がある場合には、どこの法律事務所も約40万円の弁護士費用がかかることが分かりました。

ちなみに、実際は上記に相談料や実費も加算されるのでプラスで約3~4万円かかります。

3、過払い金請求でかかる弁護士費用を安く抑える方法

過払い金請求を弁護士へ依頼する費用を安く抑える方法は4つあります。

  1. (1)相談や着手金無料の法律事務所を選ぶ

    弁護士への過払い金の費用を抑えたいなら、相談や着手金が無料の法律事務所を選びましょう。
    インターネットで検索すれば簡単に探せます。

  2. (2)複数の法律事務所へ見積もりを出して比較する

    過払い金の費用を抑えたいなら、複数の法律事務所から見積もりを出してもらいましょう。
    見積もりは無料相談をした後にもらうことをおすすめします。

  3. (3)司法書士へ依頼する

    弁護士ではなく、司法書士へ過払い金請求を依頼すれば費用を抑えられる傾向にあります。

    司法書士は、弁護士と違って代理人になれないなどの業務に制限があるからです。
    ※認定司法書士なら案件によっては代理人になれる場合もある

    弁護士費用を抑えたいのなら、司法書士へ依頼するのも選択肢のひとつです。
    ただし司法書士には受任事件の制限があり、債権者1社につき債務額140万円以下の事件となります。

  4. (4)自分で過払い金請求を行う

    弁護士費用をとことん抑えたいなら自分で過払い金請求をしましょう。
    自分で過払い金請求をすれば実費以外の費用がかからないからです。

    しかし、法律の知識がないとスムーズに手続きができなかったり貸金業者との交渉にうまくいかなかったりなどのデメリットもあります。

    (関連記事:過払い金請求の費用はいくら? 自分と弁護士に依頼した場合を徹底比較)

4、弁護士費用を捻出できないときの対策

弁護士費用を準備できない場合でも過払い金請求はできます。

  1. (1)分割・後払い制度のある法律事務所へ依頼する

    弁護士費用を用意できないのなら分割・後払い制度のある法律事務所へ依頼をしましょう。ただし、法律事務所によっては分割回数に制限があります。

    どのくらい分割できるか、後払いは可能かなど、ホームページで確認するか電話で問い合わせをしてみましょう。

  2. (2)法テラスを活用する

    法テラスを活用することもおすすめです。
    法テラスは、立て替え制度を使えるため支払いを2ヶ月先まで延ばせます。

    ただし、法テラスの立て替え制度を使うには収入が一定額以下などの条件があります。

5、過払い金請求をする前に知りたい事前知識

過払い金請求をする前には知っておくべきことがあります。

  1. (1)過払い金の返還金額を把握する

    弁護士に過払い金請求の依頼をする前に、自分の過払い金はいくら返還されるのかを把握しておきましょう。
    弁護士の費用を支払ったばかりに、返還されるはずの過払い金が無くなる可能性もゼロではないからです。

    過払い金の返還額は、貸金業者へ取引履歴(※)を請求して計算するか、インターネットにあるツールを使えば把握できます。
    (※)取引履歴・・・貸金業者から借り入れや返済した履歴

  2. (2)過払い金は全額返ってこない場合もある

    弁護士に過払い金請求の依頼をしても、過払い金は全額返還されないかもしれません。 過払い金が全額返還されない理由は2つ。

    1. ①訴訟方法で回収できる返還金額は異なるから
    2. ②貸金業者によっては全額返還してもらえない場合もあるから

    このように過払い金は全額返還されない場合もありますので、弁護士に依頼をするときは過払い金で返してもらえる金額を確認するのが大事です。

6、まとめ

弁護士に過払い金請求を依頼するときの費用相場は、返還される過払いの金額で変わる部分がありますので以下の金額をご参考ください。

  • 相談料:1時間:0〜1万円
  • 実費:1~3万円
  • 着手金:1社:0~4万円
  • 解決報酬金:1社:0~2万円
  • 過払い金報酬:交渉で20%。訴訟は25%
  • 減額報酬金:最大10%

この金額を目安にすれば、損しないで弁護士へ依頼できます。

弁護士費用を安く抑えたい人は、相談・着手金が無料の法律事務所を選ぶようにしましょう。

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